VA Linuxとは

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イベント・セミナー

Xen Conference Japan 2007

セッションレポート

複数の異なるOS環境を構築し、その上で各々のアプリケーションやサービスを実行することができる「仮想化」技術は、資産の有効活用だけではなく、運用管理の面でも大きな期待が寄せられています。 オープンソース・ソフトウェアとして誕生した「仮想化」業界の新鋭「Xen」。「Xen Conference Japan2007」は、この「Xen Project」の創始者であるイアン・プラット氏をキーノートとし、更に、「Xen」に精通した屈指のパネラー陣による有意義なセッションと合わせ、「Xen」の技術、可能性を大いに語り合い、「仮想化」の現状と今後を再認識する場となりました。

基調講演「The Xen Vision」

Leader and chief architect of the Xen project
Founder and Office of the President(XenSource Inc.)
Ian Pratt 氏

オープンソース「Xenプロジェクト」のリーダーとして、「Xen」の現状と将来を解説。想化が進むべく道、そして「Xen」の進化と可能性を示しました。

講演者プロフィール:オープンソース・プロジェクト「Xen」の創始者であり、同プロジェクトのリーダーを勤めるイアン・プラット氏。現在はケンブリッジ大学 コンピュータ研究所の教授を勤める一方で、XenSource社にも席を置き、同社技術部門のブレーンとして活躍をしている。2001年、偏在するハードウェアの集約と、そして複数の稼働環境を可能とする新たな「仮想化技術」の追求を目的とし、「Xenプロジェクト」を立ち上げる。このプロジェクトの躍進は、ITインフラの再整備と増え続けるハードウェア問題を解決に導く「仮想化技術」全体を活性化し、更なる技術革新と市場開拓を牽引することになる。OS業界やハードウェア業界も、賛同・注目する中で、「Xen」の自らの進化とともにイアン・プラット氏の挑戦も続く。

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基調講演「セキュア・プラットフォーム プロジェクト」

経済産業省 商務情報政策局
参事官
星野 山穂 氏

セキュアなIT環境を構築するため、統合アクセス管理機能、OSSベースでのセキュアな仮想マシンモニタ等を開発する「セキュア・プラットフォームプロジェクト」を平成19年度から3カ年計画にて開始する予定。本プロジェクトの目的及び概要について解説。

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「Hybrid-Virtualization:次世代のXenLinux」

インテル・コーポーレーション
Open Source Technology Center
Principal Engineer
中島 淳 氏

「Xen」のパラ・バーチャライゼーション技術とインテル(r) VT等のハードウェアによる仮想化機能とを組み合わせた、より最適で変更量の少ない「XenLinux」について紹介。

講演者プロフィール:現在米国インテル・コーポーレーションにおいて、「Linux」「Xen」「KVM」などのOS関係オープンソース開発チームを率いる。20年近い経験を有し、様々なOSとプロセッサの内部に精通している。「Xen」に関してはインテル(r) VTの「Xen」への移植および64-bitの移植に貢献し、Ian Prattらと「Xen」のコミュニティで中心的な役割を果たしてきた。東京大学工学部計数工学科卒。

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「仮想マシン間の同期による高可用クラスタリング方式」

日本電信電話株式会社 サイバースペース研究所
OSSコンピューティングプロジェクト
カーネルグループ
田村 芳明 氏

仮想マシンモニタを利用した、障害発生時にサービスを継続する高可用クラスタリング方式を提案。仮想マシン間の同期方式と「Xen」を利用したプロトタイプの実装・評価について解説。

講演者プロフィール:2005年日本電信電話株式会社入社。オペレーティングシステムの研究に従事。

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「Xenの基幹システム適用への取組み」

富士通株式会社 プラットフォーム技術開発本部
仮想システム開発統括部
江崎 裕 氏

「Xen」は、既に他の仮想マシンモニタに遜色ない性能と信頼性を持つが、今後基幹システムに適用していくためには、スケーラビリティ、I/O機能の強化等が必要になる。本セッションでは、コミュニティと連携した課題解決への取組みについて紹介。

講演者プロフィール:工学部電子工学科 修士課程修了。富士通株式会社入社後、ネットワーク関連機器及びサービスの研究開発に従事。その後、基幹業務向け仮想システムの開発グループに席を置き、開発および、ユーザコミュニティとのパイプ役を担当。

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「Xen/IA64の実装と最適化手法」

VA Linux Systems Japan株式会社 エンタープライズOS事業ユニット
Linuxカーネルプロフェッショナル
山幡 為佐久

「Xen」一般に関する概念を復習し、「Xen/IA64」の実装を概観。更に性能改善に使われている手法を紹介。

講演者プロフィール:1999年、ストレージ関連の開発に従事。現在は、主にLinux Kernelチューニング、ファイルシステム、仮想化関連の開発に取り組む。最近では「Xen/IA64」をメインに活動。「Xen」プロジェクトを含む多数のオープンソース・プロジェクトに参画し、積極的なパッチ投稿を行う。xm dump-coreダンプフォーマットの変更なども目新しい。「Linuxカーネル2.6解読室(共著)」等の執筆活動にも従事。

PDFPDF資料(2.1MB)

「Xen Conference Japan 2007」 開催概要
主催
VA Linux Systems Japan株式会社
日時
2007年7月20日(金)10:00 ~ 17:00(受付開始 9:30)
会場
Tokyo Station Conference(東京ステーションコンファレンス)
来場者数
181名
基調講演
  • イアン・プラット(Xenプロジェクリーダーケンブリッジ大学教授)
  • 星野 岳穂(経済産業省 商務情報政策局 参事官)
講演
  • インテル・コーポーレーション
  • 日本電信電話株式会社
  • 富士通株式会社
後援
  • 後援:特定非営利活動法人エルピーアイジャパン
  • メディアスポンサー:アイティメディア株式会社
後援/
メディアスポンサー
Linux Professional InstituteITmedia@IT atmatKIT
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