VA Linux Systems Japan株式会社 (本社: 東京都江東区、代表取締役社長: 柿木 弾、以下、VA Linux) は、当社が独自に開発したストレージ仮想化ソフトウェア「VA Storage®」が、国産のストレージ仮想化ソフトウェア製品で初めてCitrix® Readyの認定を取得したことを発表しました。

Citrix Readyは、Citrix社の製品と相互運用することが証明された製品を認定するプログラムです。
VA Storageは、Citrix XenServer®との相互接続性について、Citrix社が定める厳密な稼働確認・検証をクリアし、Citrix Ready製品として認定されました。

「VA Storage」は、汎用のIAサーバを利用して大容量のストレージ環境を構築するストレージ仮想化ソフトウェアです。システムを停止せずに、いつでもIAサーバの追加・交換ができるため、増加するストレージ使用容量に合わせた柔軟なストレージ環境の拡張、および運用効率の向上を実現します。

Citrix Readyの認定製品に加わったことで、より高品質なシステム構築とサポートを提供いたします。
XenServerと組み合わせて仮想化環境向けのストレージプールを構築することで、システム環境の更なる効率化を実現します。また、Citrix CloudPlatform, powered by Apache CloudStackおよびXenServerを用いたクラウド基盤のストレージ機能としてVA Storageを用いることにより、より柔軟で信頼性の高い環境を構築することが可能です。
用途の詳細は別紙(PDF:325KB)を参照ください。

今回の発表について、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 マーケティング本部 本部長 伊藤 利昭氏よりエンドースメントをいただいています。
「サーバ仮想化やクラウドの導入が進むにつれ、ストレージシステムの拡張性や運用効率の向上が求められています。国産ストレージ仮想化ソフトウェア製品として初めてCitrix Ready認定を取得したVA Storageによって、ストレージの拡張がより柔軟に、容易になり、効率性や信頼性に優れたシステムの構築が可能になります。
クラウドや仮想化を導入する日本のお客様へ、優れた性能と信頼性を兼ね揃えたソリューションを、VA Linux 様とともに提供できることをとても楽しみにしております。」

当社代表取締役社長 柿木 弾は次のように述べています。
「VA Storageを通じて、Citrix Readyプログラムのメンバーとして当社が認定されたことを大変嬉しく思います。Citrix Readyに参加されている様々な企業が参画するエコシステムに新たに加わることにより、両社のお客様やパートナーに高品質なソリューションおよび高い技術力を提供できると確信しております。」

VA Linuxは、Linuxカーネルをはじめ、CloudStackやOpenStackなどのクラウド基盤構築技術、XenやKVMなどのサーバ仮想化技術、ネットワーク仮想化ではOpenFlowを利用したOpen vSwitchの開発に貢献し、今後も様々なサービス連携を推進してまいります。

■ ヴィーエー・リナックス・システムズ・ジャパン株式会社について
ヴィーエー・リナックス・システムズ・ジャパン株式会社 (以下、VA Linux) は、各種 OS や仮想化技術、クラウド基盤構築に関連する OSS をはじめとした多岐にわたる事業分野で利用されている OSS について、高度な技術と経験を基盤に、技術コンサルティング、開発支援、障害解析サポートを提供する企業です。
VA Linux は、2000年9月に設立され、Linuxカーネルや仮想化に関するグローバルレベルの技術力をベースに Linux およびオープンソース業界を牽引する中核企業として成長を続けており、SCSK グループ企業としてオープンソース・ソリューション推進の先導役となっています。
詳しい情報は、https://www.valinux.co.jp/