VA Linux Systems Japan株式会社(本社: 千代田区神田錦町3-11、代表取締役社長:上田 哲也、以下 VAリナックス)は本日、Java 2 Enterprise Edition TM (J2EE)アーキテクチャに一新された開発コラボレーションウェアの最新版「SourceForge(R) Enterprise Edition 4.1」(以下、SourceForge 4.1) を2005年1月4日より販売開始することを発表致します。

今回のSourceForge 4.1では、プラットフォームに独立したJ2EEアーキテクチャをベースに完全に一から再設計・開発し、これまでのSourceForge Enterprise Editionのコアに比較して、GUI改善を含む統一されたインターフェース、卓越した機能拡張性、優れた処理性能を実現します。

SourceForge 4.1のもう一つの大きな特長として、企業内の既存ツールやレガシーシステムと連携するためのプラグインやアドオンアプリケーションの作成を柔軟に行うためのソフトウェア開発キット(SDK)およびSOAP APIが製品と共に提供されることが挙げられます。この機能を利用することで、通常のWebインターフェースでは煩雑な作業タスクの自動化やデータ登録、削除の一括処理といった機能をユーザが容易に実装することも可能となります。

また、インストールおよび設定の簡素化、修正パッチの適応などシステムのメンテナンス性の向上が図られ、導入、運用、管理がより一層容易となっています。これらの特長によって、大規模な企業内における様々なソフトウェア開発全体の効率的かつ的確な管理を実現し、共同開発環境の高度な一元統合と拡張性を実現します。

VAリナックスでは、ISV、金融、精密機械、家電、金属、エネルギー、化学といった様々な分野において大規模にソフトウェア開発を行っている企業に対し、営業活動を積極的に展開します。また、今回の新製品のリリースに際して、SourceForge 4.1を一ヶ月間無償で評価できるリリース記念お試しキャンペーンを実施します。キャンペーンの申込受付は、2004年1月4日から2005年1月31日まで行い、30日間使用できる期間限定ライセンス(20ライセンス分、21万円税込相当)を発行致します。

■ SourceForge Enterprise Editionについて
SourceForge Enterprise Editionは、米国VA Software社が開発している企業内における組織間の情報共有やソフトウェア開発プロセスの改善を支援するWebベースの開発コラボレーションウェアです。開発過程で発生する様々な情報を一元管理することによって、強力な分散開発を実現します。開発メンバーが複数の拠点に分散しているチーム内のコミュニケーションを促進し、相互の連携関係を向上させることができます。開発メンバーだけではなくプロジェクトマネージャーが、担当プロジェクトの状況をリアルタイムに把握し、適切に管理することが可能です。各種SCMツール、データベース、MS-Projectなど様々なソフトウェアとの連携が可能になっていたます。また、ファイアウォールの内側にサーバを置いた状態で安全な動作ときめ細かいアクセス制御が役割ごとに設定できるようになっており、企業内の情報管理のニーズにあわせて使用が可能です。このようなメリットにより、SourceForge Enterprise Editionを利用する組織は、堅牢なセキュリティの元、開発プロジェクトの生産性を高め、管理能力を強化し、個々のプロジェクトを円滑に進めていくことが可能になります。
■ 登録商標および商標について
SourceForgeは、米国VA Software社の米国およびその他に国における商標です。

 

その他の商標については商標の所有者に所有権が属しています。
■ ヴィーエー・リナックス・システムズ・ジャパン株式会社について
ヴィーエー・リナックス・システムズ・ジャパン株式会社 (以下、VA Linux) は、各種 OS や仮想化技術、クラウド基盤構築に関連する OSS をはじめとした多岐にわたる事業分野で利用されている OSS について、高度な技術と経験を基盤に、技術コンサルティング、開発支援、障害解析サポートを提供する企業です。
VA Linux は、2000年9月に設立され、Linuxカーネルや仮想化に関するグローバルレベルの技術力をベースに Linux およびオープンソース業界を牽引する中核企業として成長を続けており、SCSK グループ企業としてオープンソース・ソリューション推進の先導役となっています。
詳しい情報は、https://www.valinux.co.jp/