VA Linux Systems Japan株式会社(本社: 千代田区神田錦町3-11、代表取締役社長:上田 哲也、以下 VAリナックス)は本日、本年4月5日に正式発表したLinuxカーネル障害解析サービス「VA Quest」が本年度の受注獲得目標に達したため、現状のサービスレベルの維持を目的としてVA Questの新規受注を一時停止したことを発表します。

VAリナックスでは、Linuxカーネルの開発とコンサルティングを主業務としているエンタープライズOS事業ユニットのカーネル技術者10名の支援体制の元で専任解析要員を5名配置したカーネル解析ユニットを本年4月に新設してサービスの提供に当たってきましたが、エンタープライズ市場でのLinux普及の加速により当初想定よりも市場でのLinuxカーネル障害解析の需要が拡大し、大手SIベンダーを中心に大型契約が立て続けに受注に至りました。それによって、解析ユニットの体制に基づく今年度のVA Questサービスの提供可能な受注件数の上限に5月13日時点で達したため、現在契約中の顧客に対するサービスレベルの低下を防ぐことを目的として、新規受注を一時停止することに決定致しました。

VA Questの新規受注の再開時期については未定ですが、カーネル解析ユニットの体制拡充を図り、さらにパートナー各社ならびにディストリビューションベンダーとの連携強化、協業体制構築なども検討した上で、早期の受注再開を目指す予定です。

このリリースに対し、VAリナックス 代表取締役社長 上田哲也は次のように述べています。「これだけの力強いLinuxカーネルの障害解析の需要が存在することは、エンタープライズ市場におけるLinuxの存在が確固たるものとなり、さらなる高信頼なサービスおよびシステムが求められていることを示しています。好調な受注という結果に関しては、VAリナックスの保有する他社に決して真似のできないカーネルレベルの技術力が評価されたということであり、大変喜ばしいことではありますが、受注停止に関してはサービスの品質を維持するための苦渋の決断でもあります。VAリナックスでは、今後このような旺盛な需要に応えるべく、早急にサービス提供体制の拡充を行い、出来る限りの早期に新規受注を開始できるように尽力することを約束いたします。」

■ VA Questについて
VA Questは、ミッションクリティカルなエンタープライズ・システムおよび通信システム等のシステムを納入するSIベンダーや顧客企業向けに、VAリナックスが誇るLinuxカーネルを熟知した技術者が、顧客のLinuxシステムの障害に対してLinuxカーネルのソースコードやメモリダンプに基づいた詳細調査を行い、障害の解析、障害原因の追及および特定、回避方法の提案、修正パッチの提供等を行うサービスです。
■ ヴィーエー・リナックス・システムズ・ジャパン株式会社について
ヴィーエー・リナックス・システムズ・ジャパン株式会社 (以下、VA Linux) は、各種 OS や仮想化技術、クラウド基盤構築に関連する OSS をはじめとした多岐にわたる事業分野で利用されている OSS について、高度な技術と経験を基盤に、技術コンサルティング、受託開発、インテグレーションとソフトウェアソリューションを提供する企業です。
VA Linux は、2000年9月に設立され、Linuxカーネルや仮想化に関するグローバルレベルの技術力をベースに Linux およびオープンソース業界を牽引する中核企業として成長を続けており、SCSK グループ企業としてオープンソース・ソリューション推進の先導役となっています。
詳しい情報は、https://www.valinux.co.jp/