VA Linux Systems Japan株式会社(本社:東京都中央区晴海一丁目8-8、代表取締役社長:柿木 弾、以下、VA Linux)は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が主催する「セキュリティ&プログラミングキャンプ2010」(8月12日~16日、財団法人海外職業訓練協会 国際能力開発支援センターにて開催)において、弊社技術者の山幡 為佐久が昨年に引き続き、プログラミングコースの講師を務めることをお知らせいたします。

「セキュリティ&プログラミングキャンプ2010」は、22歳以下の就業前の若者を対象に、合宿形式で情報セキュリティやプログラミングに関する知識と技術を学ぶ講習会で、経済産業省の「高度IT人材育成」の一環として毎年夏休みに実施されています。

当イベントにおいて、山幡はプログラミングコースの「Linuxカーネル組(Linux組)」の講師として、Linuxのコンパイルからコードの歩き方、開発、デバッギング、コミュニティとの関わり方までを実践的に講義する予定です。

【山幡 為佐久のプロフィール】
1999年、ストレージ関連の開発に従事。現在は、主にLinux Kernelチューニング、ファイルシステム、仮想化関連の開発に取り組む。また、「Xen/IA64」をメインに活動し2008年6月からXen/IA64メンテナーを担当。「Xen」プロジェクトを含む多数のオープンソース・プロジェクトに参画し、積極的なパッチ投稿を行う。こうしたコミュニティへの貢献により、日本の企業として初めてXenアドバイザリーボードのメンバーとなる。最近では、xm dump-coreダンプフォーマットの変更などにも携わる。著書に、「Linuxカーネル2.6解読室(共著)」がある。2010年4月に米国サニーベールで開催された「Xen Summit North America 2010」では、qemuにおけるPCI expressのサポートと現状について世界中の開発者と議論を展開した。