VA Linux Systems Japan株式会社(本社: 東京都江東区豊洲三丁目2-20、代表取締役社長: 柿木 弾、以下、VA Linux)は、オープンソースに関する支援サービスメニューを刷新するとともに、広範囲なオープンソース技術に対応していくことを発表しました。

従来のサービスメニューであるLinuxカーネル支援サービス「VA Quest」および仮想化支援サービス「VA Virtual-suite」、クラウドコンサルティングサービス「CloudQuest」など、技術ごとに分かれていた体系を統合し、『コンサルティング』、『受託開発』、『サポート』の3つのサービスを主軸に、対応可能なOSSの拡充に取り組み、事業を展開してまいります。Linuxのディストリビューションを問わない豊富な開発およびサポート実績を基軸に、仮想化やクラウド基盤などのOSS技術をはじめ、システム監視やネットワーク、負荷分散、HAクラスタリングなどの幅広い分野のOSSを対象に加えることにより、お客様のビジネス特性に合わせた柔軟性のあるサービスを提供することが可能になりました。

新サービスメニューの概要は以下の通りです。詳細は、弊社サービスページ (https://www.valinux.co.jp/services/)をご参照ください。

● 『VA Zest』:コンサルティングサービス

– 技術要素の調査・分析・検証
– OSS導入支援
– システム構築支援
– OSS調査レポートの提供

● 『VA Expert』:受託開発サービス

– システム基盤・環境開発
– 特定用途に向けたOSS機能のカスタマイズ
– 機能強化、チューニング

● 『VA Quest』:サポートサービス

– 技術導入後の保守サポート
– 障害解析、性能解析
– 障害回避の提案
– 修正パッチの提供
– トレーニングの実施

●対応OSSの一例

– OS:Red Hat, SUSE, CentOS, Debian, UbuntuなどのLinuxディストリビューション
– クラウド基盤:Xen Cloud Platform, Eucalyptus, oVirt
– 仮想化:Xen, KVM
– ファイルシステム:GlusterFS, Global File System
– ネットワーク:Open vSwitch, LVS+UltraMonkey
– 監視系:ZABBIX, Nagios, Groundwork Monitor
– 負荷分散:UltraMonkey, SuperSparrow
– Webサーバ:Apache HTTP Server
– リモートアクセス:Samba
– プロキシ:Squid cache
– HAクラスタリング:HeartBeat, PaceMake
– DNSサーバ:BIND- その他:libvirt, QEMU, V2V, OpenLDAP, Postfixなど

● 価格:個別見積りとなります。

■ ヴィーエー・リナックス・システムズ・ジャパン株式会社について
ヴィーエー・リナックス・システムズ・ジャパン株式会社 (以下、VA Linux) は、各種 OS や仮想化技術、クラウド基盤構築に関連する OSS をはじめとした多岐にわたる事業分野で利用されている OSS について、高度な技術と経験を基盤に、技術コンサルティング、開発支援、障害解析サポートを提供する企業です。
VA Linux は、2000年9月に設立され、Linuxカーネルや仮想化に関するグローバルレベルの技術力をベースに Linux およびオープンソース業界を牽引する中核企業として成長を続けており、SCSK グループ企業としてオープンソース・ソリューション推進の先導役となっています。
詳しい情報は、https://www.valinux.co.jp/